従来のメタライゼーションでは、プラズマ処理を施したとしても、金属とポリマー素材間の結合が弱くなることがあるため、層間剥離が起こり包装に失敗してしまうと、製品の不合格判定や評判の喪失につながります。金属側の表面エネルギーが低ことも問題の一部で、これもラミネーションの結合が弱い一因となっています。
BOBSTは真空メタライザーによって、化学処理されたフィルムを必要とせずに、この共通課題に対処する革新的なアプローチを編み出しました。BOBST AluBond®独自のメタライジング工程ではどんな素材でも高い結合力が得られるため、更大で5 N/15 mmの金属付着値が実現可能です。
BOBST AluBond®工程は、優れた結合力特性をもたらすメタライジングシード層を形成する更初のアルミ粒子の化学的な付着(キレート化)を促します。アルミコーティングとポリマー表面が直接化学的に結合している場合、非常に高い付着性が得られます。シード層の形成により化学的な結合性が増すと、ラミネーションの結合力が増大し、ラミネート加工や押し出し、そしてコーティングの工程が高性能になるため、包装の失敗が防がれます。
また、BOBST AluBond®はダインレベル保持力を大幅に増大させることも分かっています。これは金属結合力の向上とは別の長所で、印刷時のインク濡れ性を向上させ、またラミネート加工時の構造安定性を高めるものです。BOBST AluBond®は長期にわたり金属被覆フィルムの表面エネルギーの安定性を拡大することで付加価値を生みますので、加工前に表面処理をさらに後押しする(すなわちコロナリフレッシュ)必要はなくなるかと存じます。
必要な貯蔵期間をお客様の包装に施される際は、BOBST Alubond®の金属付着性を高める工程をご利用いただくことで、ラミネート構造のバリアー性が保護されます。